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2002年7月14日 (日)

プチ手術

NHK大河ドラマ「利家とまつ」を見ていたら、慶次郎が鉄砲に撃たれ、弾を取り出す手術を麻酔なしで行っている場面があった。それを見ていて自分もそういう―つまり麻酔なしでメスを入れられた―経験を思い出してしまった。

数年前のことであるが、臀部におできができ赤く腫れ上がった。最初はたいした事ないと、たかをくくっていたが、数日後にはだんだんと大きくなりとうとう座る事もできなくなった。手で触れてみると膿をもっているようで中心部には芯のような小さな突起があった。

ついに歩くのも困難になり、とうとう救急病院に行かざるをえない(大袈裟?)と判断し、妻の運転する車に乗ったが、シートに座れない。ムリに座ると涙が出るほど痛かった。

病院に到着し、妻の肩を借りて受付を済まし、名前を呼ばれるのを立ったまま待っていたが、それでも心臓の鼓動に合わせて腫れた部分がズッキン、ズッキンと痛みが走った。しばらくして呼び出しがかかり、私は診察室のベッドにうつ伏せになり、パンツを下ろして臀部を出して診察を待った。

先生曰く、「あ、切れば大丈夫。ちょっと待って」と言って何かを取りにいった。恐らくメスであろうことは想像がついていた。先生は幾つかの道具とともにベッドの横に戻ってきた。「はい、ちょっと痛いけど我慢して」と言うや否や冷たいものが患部に当たった。『おい、うそだろ!注射は?麻酔をしないのか?』と心で思いっきり叫んだ。

どうやらその思いは医師には伝わらなかったようだ。テレパシーなんざこの世に存在しない事がわかった。痛い!痛すぎる。叫びたいけど俺は男だ。我慢したがつい声が出てしまう。しまいには涙まで頬を伝った。

「はい。もう大丈夫です」『何が!何が大丈夫だよ!』切り口にガーゼを詰められ帰宅。2週間ほどガーゼの付け替えと消毒に通院した。こんな思いは二度としたくない。それにしても麻酔のありがたみを思い知ることのできた貴重な体験をした。(涙)

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