地震
午前11時前、もうびっくりするような揺れが起こりすぐに地震だと思ったけど、あまりのすごさに頭の中がしろくなりました。立って壁にしがみついているのが関の山。目に入る様子は「ああ、、本棚がゆれている・・・あ、本が落ちた」とか「カップに注いだばかりのコーヒーがこぼれたじゃん!」とか・・・「マンションが倒れたら死ぬよなぁ。これでおしまいかもなぁ・・・」なんて。
そうそうストーブをつけていたので火を消さなきゃね。「ストーブの火をけして!」て高校生の息子に指示したけど息子も気が動転して消せない。だから自分で消したけど、よくよく考えてみればこのストーブはゆれれば自動消火できる機能を持つやつだけど、一番揺れていたときには消えなかったぞぉ!
揺れがおさまって、最初に考えたことが「ここから逃げるか、とどまるか。逃げるなら何を持ち出すか。」妻は仕事でいないし、電話はどこにかけてもつながらない。電話って緊急時には役に立たないものなんだと知りました。もしここから立ち去った場合、われわれ家族はばらばらになるかも知れないのです(ちょっとオーバー)
結果はテレビからの情報収集をしてから決めることにしましたが、ふと会社のことが気になり始め、さらに早く行かないと立場も悪くなるなぁって余計なことまで考えてしまった(汗)
とりあえず、家の中を片付けて自家用車で会社に向かいました。このとき地震発生から40分。ところが途中で渋滞のため車が進まなくなりました。渋滞の原因は鉄道踏切の遮断機が降りたままあがらず車が身動き取れなくなっていたからです。早めに気づいたのですぐに方向転換し自宅へ帰り、自転車で会社に向かいました。踏み切りは遮断機のサオを手で持ち上げて渡りました。私鉄とJRの2箇所とも同じ状態でJRの特急電車が立ち往生してました。
会社に着いたら緊急で駆けつけたうち私は2着でした。な~んだ(笑)状況を確認すると事業所間の専用線オンラインはOKだけど一般回線のオンラインは不通状態。このオンラインで取引先との受注を行っているので早く手を打たなければなりません。考えても答えはでません。そうしているうちに、あれ??回線がすこしずつ回復してきたじゃん?おお助かったよ。会社の幹部に状態を説明し、あとは当番にお任せして自宅へ帰りました。ふ~、疲れた(^^;
自宅へ付いても余震はあるし身内には連絡が取れないし、地震災害って大変だということがつくずく分かったつもりの一日でした。
| 固定リンク
« 健康食品 | トップページ | 晩白柚(バンペイユ) »
コメント